効果的なFacebook広告とは?ABテスト結果を大公開!
Facebook、使っていますか?近年は若年層の利用離れが著しいようですが、中高年やビジネスマンにとっては重要な情報収集ツールとなっています。そのFacebookに広告を出すとき、どんなキャッチで、どんなクリエイティブで、どんなセグメントだと効果が出るのか?実際に弊社で行なったABテストの結果を見ながら、検証していきたいと思います。
初めてのFacebook広告
今回弊社がFacebook広告に出した商材は、このブログのタイトルにもなっているVmailというサービスです。
2015年8月にリリースし、少しずつご利用いただく企業が増えてきましたが、もっと認知度を上げたい。そこで、Facebook広告への出稿を行いました。
「Facebook」という媒体への広告出稿は初めてだったので、まず物は試しだ!
ということで、下記条件で出稿してみました。
Vmailはその名の通り、メールマーケティングで活用できるサービスなので、
セグメント項目は「メールマーケティング」で絞りました。
結果、初めてのFacebook広告は、7日間の出稿でCTAが1.84%、CPAは¥148でした。
この数字をベースとして更なる効果を検証すべく、2回目の広告出稿ではABテストを行いました。
ABテストをしてみた
2回目の広告出稿では3つのパターンで同時に配信してみました。
検証してみたかったのは、以下3点です。
・どのクリエイティブが効果が高いのか
・どのようなセグメントが合っているのか
・セグメント項目とキャッチの整合性
それぞれの条件はこちら。
今回は居住地や年齢の対象を広げ、職種も「マーケティング全般」とし、ターゲットを広げてみました。
<画像左>
・1回目の配信とクリエイティブ・キャッチ共に同じもので配信
<画像中央>
・「画像にはキャッチコピーを入れない方がCTAが上がる?説」を検証すべく、キャッチなしのクリエイティブで配信
<画像左>
・「画像に数字のキャッチコピーを入れるとCTAが上がる?説」を検証すべく、画像・テキスト共に数字ありで配信
結果と考察
結果として、全体で1番効果が高かったと言えるのは一番最初に配信した内容でした。
1回目の配信では、セグメントが「メールマーケティング」、クリエイティブのキャッチが「メールを開くと動画が自動で再生」でターゲットとキャッチが合っていたため、高い効果が出たのだと考えられます。
特定の業種や担当者に絞って配信するときは、より具体的なキャッチを入れるのが有効だと言えます。
2回目の3パターンの中で1番効果が高かった(=CTAが高かった)のは、
クリエイティブにキャッチを入れないパターンでした。(画像中央)
「マーケティング」という広義のセグメントで配信したとき、「メール」や「PV」というワードで閲覧対象から外れる人が出てきます。
キャッチがないクリエイティブは、「自分に有用な情報かもしれない」というユーザーの関心の幅を広く捉える為、3つの中ではCTAが高い結果となりました。
次回検証してみたいこと
Facebook広告に関する知見がまだまだ足りず、操作や設定も手探りの状態ですが、今後も様々なパターンの配信をトライし、より効果的な配信を見つけていきたいと思います。
次回以降の広告配信では、
・クリエイティブのデザインを変えるとCTAに変化が出るか?
・効果の高かった「メールマーケティング」のセグメントで、具体的な数字をキャッチに入れて配信すると効果が上がるか?
この2点を検証したいと思います。