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カンタン!コストゼロ! iPhoneで動画制作 <撮影編>

動画を作るとなると何十万もかかる? 自分は動画なんて作れない? そんなことはありません。コストゼロでも動画制作はできます。「そう、iPhoneならね」

…ということで、iPhoneを使った動画制作の方法を解説致します。今回は撮影編です。

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iPhoneで動画を撮影しよう

※今回は、iPhone7(iOS10) を使いますが、旧バージョンでも同様の操作は可能です。

iPhoneでカメラを起動し「ビデオ」に切り替えて撮影をします。

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ビデオ撮影モードでは以下のような画面になります。赤い部分をタップすると撮影開始、もう一度タップすると撮影終了です。

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撮影のポイントその1 ー 手ブレの少ない映像を撮ろう

撮影のテクニックには様々なものがありますので詳細は割愛しますが、出来る限り手ブレが少なくなるように心がけるだけで、見違えるほど良い映像になります。

市販の三脚や、スマートフォンスタンドを使う、あるいは机やモノの上に置いて撮影するようにすると良いでしょう。置いて撮影できない場合は、両手でスマートフォンを持ち、テーブル等に腕や肘を固定すると安定した画が撮れます。(左の例では腕をテーブルに固定、更に、右手薬指小指をテーブルに固定しています)

それが難しい場合でも、必ず両手で持ち脇を締め、できれば呼吸を止めて撮影すると手ブレの少ない映像が撮影できます。スマートフォンはお手軽だとはいえ、片手で撮影していては良い映像は撮れません。

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撮影のポイントその2 ー 編集を前提に最低3秒、できれば5秒程度多めに撮ろう

編集を前提に撮影する場合、使う部分の前後に最低でも3秒、できれば5秒程度余分に撮影するようにしましょう。例えばカメラを右から左へ動かして周りの様子を見せる場合、殆どのプロの撮影では、撮影をはじめて5秒数えてから動かし始め、動かし終わった後に5秒数えてから撮影を止める方が多いようです。これはビデオテープで撮影・編集をしていた時代の名残でもありますが、余分に撮っておくことで、止まった状態の映像としても使えたり、前の映像が徐々に薄くなり後の映像が徐々に濃くなってオーバーラップさせる(ディゾルブと呼びます)ような映像効果を作ることができる、など編集のバリエーションを増やす事が可能になります。

撮影のポイントその3 ー ビデオ設定はファイル容量と相談で!

iPhoneのビデオの撮影モードは、設定>ビデオ>カメラ>ビデオ撮影から選択することができます。

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それぞれの設定の解像度・フレームレートと、1分あたりのおよそのファイルサイズは以下の通りです。

  • 720p HD / 30fps (1秒間に30フレーム・1280x720ピクセル)…約60MB
  • 1080p HD / 30fps (1秒間に30フレーム・1920x1080ピクセル)…約130MB
  • 1080p HD / 60fps (1秒間に60フレーム・1920x1080ピクセル)…約200MB
  • 4K / 30fps (1秒間に30フレーム・3840x2160ピクセル)…約375MB  

高解像度・高フレームレートのものの方が映像は綺麗になりますが、その分、必要なファイル容量が大きくなります。PCやスマートフォンで見る前提の撮影であれば、1080p/30fps(概ね地デジの映像くらいのレベル)でも十分ですが、10年ほど前には業務用の数千万円もするカメラでしか撮れなかった4K(縦横が地デジの約2倍の解像度)の映像も、iPhone6S以降で撮影が可能です。(サードパーティ製のアプリを利用すればiPhone6でも撮影可能)最終的な用途と照らし合わせ、必要なファイル容量と空き容量を計算して設定しましょう。

 

撮影が完了したら次は編集です。

 

 

 

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