Vmail活用テクニック(1) 動画の切り取りで差をつける!
Vmailでは、メール上のアニメーションGIFで興味を引き、そこから遷移した動画でメッセージを伝える、という使い方が一般的です。アニメーションGIFの切り取りは、Vmail活用の成功の鍵と言えます。
動画からアニメーションGIFを生成・表示
Vmailの利点といえば、何と言っても手軽に動画メールを作成できる点にあります。Vmailではアップロードした動画の一部分(または全部)を切り取って、メール上で表示するアニメーションGIFを生成でき、さらにアニメーションGIFに様々な装飾をすることもできます。
※アニメーションGIFを表示できないメーラー(Windows版Outlookが代表例です)の場合は、代替として静止画を表示します。
動画は何秒が最適?
「掲載する動画は何秒が良いでしょうか?」これはVmailの利用者からよく頂くご質問ですが、正直なところ、これに対する正しい答えはありません。動画を活用する施策の目的、すなわち、ターゲットとその方々に届けたいメッセージが的確に伝わる事が最重要ポイントです。もちろん短い動画であれば最後まで見ていただける可能性は高まりますが、届けたいメッセージが伝わらないようでは本末転倒です。
ただし、ユーザーの興味を引くということであれば話は別です。先日、サービス終了が発表されてしまいましたが6秒動画でおなじみのVine。数百万再生といった再生回数を誇る動画も多数ありました。多くの人の興味を引くのに必要十分な秒数が6秒である、と言えるのかもしれません。
メール上で興味を引き、動画で伝える
AIDMA、AISAS、カスタマージャーニーetc…マーケティングのフレームワークには様々な物がありますが、いずれもAttention(興味喚起)がユーザーの最初のアクションとしてあげられます。Vmailでは、メール上のアニメーションGIFで興味を引き、そこから遷移した動画でメッセージを伝える、という使い方が一般的です。従って、アニメーションGIFの切り取りが、Vmailの活用の成功の鍵となります。そして、前段のVineの例を考慮するならば「6秒」が、その目安となる秒数です。
動画のどこを切り取るべきか?
この問いにも正しい答えはありません。が、多くの場合は「冒頭の6秒程度」であるといえます。30秒のCMであっても、2分の製品紹介動画であっても、起承転結をベースとしたストーリーの流れがありますので、その冒頭を切り取るというのは概ね間違いではなさそうです。最近では、結起承転(結)の構成も好まれて使われますが、この場合は動画の冒頭でインパクトを持たせるような作りになっていますので、より冒頭で興味を引くことができます。
一方、動画内の商品やサービス自体にインパクトがある場合は、動画内で最も印象的なシーンを切り取るのが効果的です。この場合は、アクション映画の予告CMをイメージしていただくのが良いと思います。アクション映画の予告では、ビルが爆発したり、主人公がダイビングしたり、超高速カーチェイスだったり…とにかくド派手なシーンがかき集められています。(予告編だけは凄かった!という評価の映画も沢山あります…)
Vmailではテストタグの発行も可能ですので、何通りも試していただいた上で、是非、商品・サービスの魅力を最大限に伝えられるポイントを見つけていただければと思います。